リスニング 2022 9 4

書名 絶対「英語の耳」になる
著者 長尾 和夫  アンディー・バーガー  三修社

「英語が聞き取れない」
 実は、私もそうです。
ハリウッド映画を見ていて、
聞き取れないことが多いです。
 これは学校英語が原因かもしれません。
たとえば「Not at all」を
「ノット アット オール」と教えますが、
実際の発音は「ナラロ」と聞こえます。
 日本語の「体育」を「たいいく」ではなく、
「たいく」と発音するように、
言語というものは発音しやすい方向に変化します。
 さて、日本人が英語を聞き取りにくくしている発音は、
意外にも「him」や「her」という簡単な単語でしょう。
 これは「ヒム」や「ハー」というよりは、
「h」の発音が脱落する場合が多く、
「イム」や「アー」と聞こえます。
 だから「with him」は「ウィズヒム」ではなく、
「ウィズィム」となります。
 同じように「with her」は「ウィズハー」ではなく、
「ウィザー」となります。
 スペイン語は「h」を発音しないのですが、
英語も、そういう影響があるのでしょうか。
それとも「h」を発音しないほうが楽だからでしょうか。



































































































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